2022年度 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度以前

【1月16日】
全国シニアO-40入替戦 vs 平塚シニアFC 0-0 会場:かもめパーク(人工芝)
【メンバー】
FW:向、土田、(天羽圭、帆刈、尾関、大隈)
MF:川田、小松原、八幡、大森
DF:天羽達、若木、森田、甘糟
GK:安藤、(沖山)

 勝たないと1部に昇格できない入替戦。この試合を最後にチームを卒業する守備の要の若木などほぼレギュラーメンバーが揃った。相手の平塚は1部リーグAブロックで2勝4敗の6位。県シニアでは毎年対戦しており、今季は0-1で敗れているが実力は拮抗している。パスを回すこともでき、フィジカルコンタクトも強いので、あまり上がり過ぎず中盤での守備からショートカウンターを狙うことを意識して試合に臨む。

 前半開始からしばらくは攻め込まれる時間が続き、CKなどから何度もゴール前まで迫られるが、何とかしのぎ続けると中盤以降は徐々にペガサスの攻撃機会も増え、15分には左CKから向がゴール右にヘディングシュートを放つがGKに弾かれる。その後も何度かゴール前に迫るもののスコアレスで前半終了。

 後半はペガサスが攻撃する時間が多く、左右からのアーリークロスやスルーパスでFWの向、土田らを走らせゴール前まで迫るものの決定的なシュートは打てない。15分、中央でのドリブル突破から八幡がGKと1対1になるもののシュートは足で防がれる。20分にも八幡が左サイドからカットインしミドルシュートを打つが、GKにセーブされる。その後も何度も攻め込むものの、引き分けでも残留できる相手にゴール前を固められ、なかなか決定機を作れず試合終了。

 前半の中盤以降はペガサスが攻め込む機会は多かったものの、得点を奪えず1部昇格とはならなかった。ここ数年の課題である得点力不足が最後に浮き彫りになったが、加入1年目で昇格まであと1歩という所まで来たのは1つの成果と言える。今季は新型コロナウィルス感染症の影響で充分な試合数をこなせなかったものの、その中でも今季から加入した新戦力との融合も進んで1つのチームとしてまとまった戦いができていた。来季は再び2部を舞台に試合することになるが、その中で1部でも充分に結果を残せるだけの確かな実力をつけ、チームとしての完成度を高め、改めて1部昇格を目指したい。

 尚、KSSLの方は残り全試合が中止になり、ペガサスは1勝2分け5敗で2部への自動降格となる11位という順位で終えることになった。来季は、同じく人数不足の状態で苦しんでいた今季2部7位の藤沢四十雀と合併し「湘南藤沢40」として、こちらも2部から1部昇格を目指すことになる。

※今季ランキング
■全国シニア
【得点】
2点:川田、大森、向、土田
1点:奥田、尾関
【アシスト】
2点:小松原
1点:若木、天羽圭、甘糟、川田、八幡、森田

■KSSL
【得点】
1点:甘糟、向、土田
【アシスト】
1点:向、大隈

■合計(全国シニア+KSSL)
【得点】
3点:向、土田
2点:川田、大森
1点:奥田、甘糟、尾関
【アシスト】
2点:小松原
1点:若木、天羽圭、甘糟、川田、八幡、向、森田、大隈

【12月20日】
KSSL第8戦 vs 多摩クラブ 0−0 会場:大神G(土)
【メンバー】
FW:向、土田、(大隈)
MF:八幡、小松原、尾関、甘糟、(天羽圭)
DF:天羽達、草山、善木、松田、(永田)
GK:沖山

相手の多摩クラブは今季2部から再昇格したチームでここまで4勝1分け3敗で3位につけている。ペガサスは一昨季は引き分けているが、元々守備が固い上に、今季は展開力のあるボランチを中心に攻撃力が上がっているので、前節の西湘戦と同様にSB・SHが上がり過ぎず裏のスペースを使わせないようにすること、最終ラインではね返したセカンドボールを拾える位置に予測して動くこと、カウンターで相手の裏を狙うことなどを意識して試合に臨む。

前半、両チームとも中盤からの守備が固く、ゴール前まで進入できない展開が続く。終了間際の29分、永田が左サイドからクロスを上げるとファーサイドに走り込んだ天羽圭がシュートを打つがDFにブロックされ、スコアレスで前半終了。

後半も前半同様の膠着状態が続く。2回ほどDFのつなぎのパスを奪われてミドルシュートを打たれる場面もあったが、枠を大きく外れて難を逃れる。終了間際の29分、後方からのロングパスがつながり、向が胸トラップからミドルシュートを打つが、右に外れ結局両チーム無得点のまま試合終了。

相手の固い守備を崩しきれず得点は奪えなかったもののペガサスも無失点に抑えたことで貴重な勝点1を得ることができた。勝ててはいないものの、ここ2試合は本来のペガサスらしい戦い方ができている。これを継続することで結果もついてくると思われるので最後までペガサスらしさを失わず、いい結果で終えられるようにしたい。


【12月19日】
12月19日
全国シニアO-40第6戦 vs dfb 3−1 会場:YC&AC(人工芝)
【得点(アシスト)】
前半10分 川田(甘糟)
後半15分 尾関(天羽圭)
後半22分 向(小松原)
【失点】
後半17分
【メンバー】
FW:向、大隈、(帆刈)
MF:川田、小松原、尾関、甘糟、(八幡)
DF:天羽達、若木、森田、天羽圭
GK:安藤、(沖山)

勝たないとブロック優勝できない最終戦だが得点力のある広川、大森、土田が不在で、中盤の要の八幡も仕事の都合により前半開始には間に合わないというやや不安のある状況。相手のdfbはここまで1分け4敗の最下位だが1敗はチーム関係者にコロナ感染者が出たことによる不戦敗。他チームとの試合では中盤でボールを奪われてのショートカウンターから失点するケースが多かった為、ペガサスもそこを狙いとして前線・中盤からのプレスを怠らないこと、SBが上がり過ぎて逆にカウンターを受けないようにすることなどを意識して試合に臨む。

前半開始から前線でのプレスから相手陣内に攻め込むが、シュートチャンスはなかなか作れない。しかし10分、左サイドのスローインから小松原がゴールライン際までドリブルで切り込み、折り返しを甘糟がキープし、落としたボールを川田が冷静にゴール左に蹴り込み先制。その後もほぼ相手陣内でゲームを進めるもののそれ以降は決定機は作れず前半終了。

後半もペガサスペースで進むと5分、左サイドを八幡がドリブル突破し、グラウンダーで折り返すが向のシュートはゴール上に外れる。10分にも中央をドリブル突破した八幡がGKと1対1になりゴール右にシュートを決めるが、その前にオフサイドがあったとする不可解な判定でノーゴールとなる。攻めながら追加点がなかなか奪えない嫌な展開が続くが15分、右サイドの天羽からのアーリークロスに腰を痛めて交代予定だった尾関が頭で綺麗に合わせて待望の追加点が入る。しかし、やや安堵した雰囲気になった束の間の17分、(ペガサスの)左サイドへの縦パスに抜け出た相手FWにゴール前まで持ち込まれシュートを打たれるとGK沖山が弾いたものの、こぼれ球を押し込まれて失点してしまう。1点差では何があるか分からない為、追加点を奪うべく攻勢に出ると20分、左サイドからのクロスに甘糟が合わせるが、ゴール上に外れる。それでも22分、小松原からの中央への縦パスに抜け出た向がハーフボレーでミドルシュートを打つとこれが豪快にゴール右上に突き刺さって決定的な3点目が入り、このまま試合終了。

攻めながらそれほど多くの決定機を作れない焦れる展開ではあったが、最後まで手を緩めることなく着実に得点して勝ち切り、ブロック優勝することができた。1月の1部リーグAブロック6位の平塚との入替戦に勝たないと1部昇格はできないが、ここまでの公式戦6試合や練習試合で今季から加入した新戦力との連携も高まり、チームとしての一体感も醸成されてきているので、いい結果が出せるよう全力を尽くしたい。


【12月13日】
KSSL第7戦 vs 西湘ウィングス 1−1 会場:中井中央公園G(土)
【得点(アシスト)】
後半3分 甘糟(向)
【失点】
後半20分
【メンバー】
FW:向、土田
MF:八幡、小松原、甘糟、大隈、(天羽圭、帆刈)
DF:永田、草山、善木、松田
GK:沖山

 相手の西湘はリーグ・トーナメントともに2連覇しているチームで今季もここまで5勝1分け1敗と横浜シニアに次いで2位につけているが、ペガサスは一昨季、昨季とも引き分けている。技術と展開力のある中盤のゲームメーカーの10番やスピードに乗ったドリブルが特徴の19番などを中心に攻撃力が高いので、昨季の戦い方と同様にSB・SHが上がり過ぎず裏のスペースを使わせないようにすること、最終ラインではね返したセカンドボールを拾える位置に予測して動くこと、カウンターで相手の裏を狙うことなどを意識して試合に臨む。

 前半序盤から相手のサイド攻撃を受け、クロスを上げられる展開が続くが、CBの善木、草山を中心とした体を張った守備で決定機は作らせない。中盤以降はペガサスも徐々に攻撃の機会を作ることができるようになり、20分には縦パスに抜け出した土田がGKと1対1になるが、シュートはブロックされる。24分にも八幡の右サイドでのドリブル突破から小松原がアーリークロスを上げ、ファーサイドの向が頭で合わせるが枠はとらえ切れないなど、惜しいチャンスはありながらもスコアレスで前半終了。

 後半も前半同様のカウンター狙いの戦術を取ることを確認して臨むと開始早々の3分、右サイドからのグラウンダーのクロスを受けた中央の向からのバックパスに甘糟がダイレクトで意表を突くミドルシュートを打つと、これがやや前に出ていたGKの伸ばした手をかすめてゴール右上に決まり先制する。続く10分にも右ショートコーナーからの土田のライナー性のクロスを向が頭でジャストミートしたものの僅かにゴール右に外れ、追加点は奪えない。中盤以降は次第に相手の攻撃も激しさを増し、ダイレクトプレーの連続でゴール前に迫られ、何度かシュートを打たれるが、いずれも枠を外れたり、GK沖山がセーブしたりして何とか凌ぐ時間が続く。しかし20分、最終ラインからのロングパスをDFラインとGKの間の絶妙な位置に放り込まれると、走り込んだ19番にループシュートを決められ、同点に追いつかれてしまう。その後も追加点を狙い、手を緩めない相手の攻撃を凌ぎつつペガサスも何度かカウンターでゴール前に迫るもののそのまま両者譲らず試合終了。

 狙いとしていた堅固な守備からのカウンター戦術がうまくいって先制でき、勝ち切ることはできなかったものの強豪相手に勝点1を獲得できたのは、今後にもつながる内容だった。これで1勝1分け5敗の勝点4と最下位脱出とはならなかったが、残り4試合で残留を決められるよう、今節のように粘り強く戦っていきたい。


【12月5日】
全国シニアO-40 第5戦 vs ヨコハマFC 0−3 会場:YC&AC(人工芝)
【失点】
前半6分
後半13分、18分
【警告】
若木(C2:ラフプレー)
【メンバー】
FW:広川、土田、 (向、大隈)
MF:川田、小松原、八幡、大森
DF:天羽達、若木、森田、甘糟、(天羽圭)
GK:沖山

 日中の雨の影響でやや重いピッチ状態での試合となったこの日の相手のヨコハマFCは昨季24チーム中19位でここまでの戦績は1勝3分け5得点4失点。8月に練習試合をした際にはペガサスは0-1で敗れている。今季若い選手が多数加入した成長途上のチームで運動量が多く、前線・中盤から積極的にプレスをかけてくるので、球離れを早くして空いているスペースに素早くボールを運んでサイドから崩すことを意識して試合に臨む。

 前半開始から相手のプレスに思うように前にボールが運べない展開が続くと6分、前線に放り込まれたボールを(ペガサスの)左サイドに展開され、折り返しからダイレクトでミドルシュートを決められて先制を許してしまう。ペガサスも徐々にパスがつなげるようになると右サイドの大森のクロスや甘糟のFK、CKなどでゴール前に迫るがなかなかシュートが打てない。終了間際の24分には左サイドからのパスを中央で受けた大森のスルーパスに抜け出した土田がゴール左にシュートを打つがジャストミートできずGKにキャッチされ、1点ビハインドのまま前半終了。

 後半も相手のプレスを受けながらも何度かサイドから攻め込むが、相手の最終ラインでの体を張った守備をなかなか突破できないでいると13分、中盤で奪われたボールを素早く(ペガサスの)右サイドに展開され、そのままドリブルで持ち込まれて打たれたシュートはGK沖山が一度は弾いたもののこぼれ球を押し込まれて追加点を許してしまう。18分にもDFラインでのパスミスを奪われ、ロングシュートを打たれると、これが前に出ていたGK沖山の頭上を越えて決まって3失点目。その後も何度か相手ゴール前まで攻め込む機会はあったものの最後まで相手の最終ラインを崩せず試合終了。

 相手の運動量と体を張った守備に手を焼き得点できず、逆にこちらがやろうとしていたショートカウンター、サイドへの素早い展開、思い切りの良いシュートで失点を重ねてしまい、この試合でブロック優勝を決めることはできなかった。しかし次回の最終戦で勝てばブロック優勝できるので、今節の反省を生かして最後にいい結果で終われるよう粘り強く戦っていきたい。


【11月28日】
全国シニアO-40 第4戦 vs YC&AC 3−0 会場:YC&AC(人工芝)
【得点(アシスト)】
前半1分 大森(なし)
前半5分 土田(なし)
前半6分 大森(川田)
【メンバー】
FW:広川、土田、 (向、大隈)
MF:川田、小松原、八幡、大森
DF:甘糟、若木、森田、天羽圭
GK:沖山

 4試合目にして初めて雨が降らない中での試合となったこの日の相手のYC&ACは昨季24チーム中21位でここまでの戦績は1勝1分け1敗9得点17失点。外国人主体のチームで技術力はあまり高くないもののフィジカルの強さと高さがある為、いつもより球離れを早くして接触プレーをなるべく避けること、裏へのパスとスピードで相手DFを崩すことを意識して試合に臨む。

 前半開始から相手DFにプレッシャーをかけると20秒、右サイドで大森が相手DFからボールを奪い、そのままドリブルでゴール前まで持ち込みゴール左に決めて先制。5分にも左サイドをドリブルで上がった土田がループ気味に打ったミドルシュートがファーサイドのサイドネットに決まって2点目。6分にも川田からのスルーパスを右サイドで受けた大森がカットインからシュートを決めて3点目。大量得点を狙えそうな試合展開かと思われたが、その後は相手のファウルをいとわない激しい守備になかなかパスをつなげなくなり、20分の大森の中央やや右からのFKもゴール上に外れて3点リードで前半終了。

 後半もペガサスがボールキープする時間が多いものの肝心な所でパスがつながらずなかなか決定機を作れない展開が続く。しかし10分過ぎからサイドでのパス回しからチャンスを作れるようになると12分、右サイドの土田からのクロスをゴール正面で広川が頭で合わせるが惜しくも上に外れる。18分、八幡からのスルーパスを左サイドで受けた向がゴール前まで持ち込みGKと1対1になるが、シュートは右に外れる。攻めながら得点を奪えないでいると徐々に相手に攻められる機会も増え、22分にはシュートがポストに当たる場面などもあったが、スコアは動かず試合終了。

 レベルの高くない相手ではあったが、油断することなく序盤のチャンスで確実に得点できたことで勝利することができた。しかし相手の守備が激しさを増して以降はなかなかパスをつなげなくなったのは反省点として今後改善していきたい。これで後1勝すればブロック優勝となる。次節の対戦相手のヨコハマFCは第3戦、第4戦よりはレベルの高い相手なので、気を緩めることなく勝ってブロック優勝を決めたい。


【11月22日】
KSSL第6戦 vs 足柄上シニア 0−1 会場:綾瀬スポーツ公園G(人工芝)
【失点】
後半15分
【メンバー】
FW:天羽圭、(大隈)
MF:小松原、永田、尾関、八幡、甘糟
DF:天羽達、善木、羽田、松田、(帆刈)
GK:沖山

 相手の足柄上シニアは昨季2部で優勝し今季1部に昇格したチームでペガサスとは対戦歴がない。ここまで2勝3敗の8位で目立った選手はいないものの、堅実で組織的なサッカーをするので、いつも通り前線・中盤からのプレスを怠らないことなどを意識し、いつもはボランチの八幡をトップ下に上げて、より前線で起点を作ることを狙いとして試合に臨む。

 前半序盤は相手の中盤でのプレス、パス回しにペガサスもなかなかボールキープできず攻撃機会が作れない。しかし徐々にサイドからの攻撃ができるようになると何度かゴール前に迫るが、決定機は作れず、スコアレスのまま前半終了。

 後半はサイドから何本かクロスを上げるものの、相手DFにはね返されることが多くシュートまでは打てない。7分、右サイドからの展開で八幡が中央にスルーパスを送ると左サイドから走り込んだ永田がワントラップからゴール左にシュートを打つが、GKに止められる。その後も攻め込む機会は多いものの決定機を作れずにいると15分、カウンターから(ペガサスの)右サイドに展開され、カットインから打たれたミドルシュートがゴール右隅に決まって先制を許してしまう。残り時間もサイド攻撃やFK、CKからゴール前まで迫るもののシュートまでは打てない展開が続き、そのまま試合終了。
前節同様、押し気味に試合を進めながら、チャンスを生かせず、逆に少ないチャンスをものにされる形で1勝5敗となり、前節まで最下位だった綾瀬がこの日初勝利した為、ペガサスが最下位となってしまった。しかし、この日の相手のようにすべきことを堅実に行うことで勝利を手繰り寄せることはでき、残り5試合全勝すれば勝ち越しもできるので、まだまだあきらめずに粘り強く戦っていきたい。


【11月15日】
KSSL第5戦 vs 秦野四十雀 0−1 会場:大神G(土)
【失点】
後半18分
【メンバー】
FW:向、土田、(大隈)
MF:小松原、八幡、草山、尾関、(甘糟)
DF:天羽達、深澤、永田、松田、(天羽圭)
GK:沖山

 相手の秦野は昨季7位でここまで2分け3敗と未勝利ではあるが、ペガサスは昨季、一昨季とも引き分けており実力差はほとんどない。守備が固くロングボールやカウンターでの攻撃が主体だが、キープ力のあるFWの5番の選手のポストプレーからの展開もあるので、中盤からのプレスで相手に自由にプレーさせないこと、サイドの裏のスペースを使って攻撃することなどを意識して試合に臨む。

 前半序盤からペガサスペースで進むと5分、八幡のスルーパスに抜け出た土田がシュートを打つが、ゴール左に外れる。20分にも八幡のスルーパスから草山が抜け出してGKと1対1になるがシュートはGKに止められ、スコアレスのまま前半終了。

 後半もペガサスペースで進むと5分、左SB天羽達のクロスから相手と競り合いながら向がヘディングシュートを打つが、惜しくも上に外れる。押し気味に進めながら得点を奪えないでいると18分、中盤でのFKを前線に放り込まれ、相手の5番にワントラップから綺麗なミドルシュートを決められ先制を許してしまう。その後、ペガサスも猛攻を仕掛けると20分、右サイドからのクロスに詰めた草山のシュートは左に外れる。25分、左サイドからの土田のミドルシュートはゴール右に外れる。27分にも左サイドからの折り返しを受けた八幡がミドルシュートを打つがDFにブロックされ、結局得点を奪えないまま試合終了。

終始押し気味に試合を進めながら、チャンスを生かせず、逆に少ないチャンスをものにされ、初勝利を献上してしまったが、試合内容は悪くなく、今季で一番多くのチャンスを作れていた。これで1勝4敗の11位となってしまったが、残り6試合全勝すればまだ優勝も可能ではあるので、あきらめずに粘り強く戦って挽回していきたい。


【10月17日】
全国シニアO-40第3戦 vs FCレジスタンス 2−1 会場:YC&AC(人工芝)
【得点(アシスト)】
前半4分 土田(若木)
後半8分 向(小松原)
【失点】
後半16分
【メンバー】
FW:土田、向、(奥田、大隈)
MF:川田、小松原、八幡、大森、(広川)
DF:天羽(達)、若木、森田、甘糟
GK:安藤、(沖山)

 3試合連続で雨中の試合となったこの日の相手のレジスタンスはペガサス同様に今季新加入のチーム。ここまでの戦績は1戦1敗(対港北)と情報はほとんどないが、いつも通り前線・中盤から積極的にプレスを掛けてボールを奪い、DFラインの裏を狙うこと、お互いの距離感を保つこと、濡れたピッチにボールが跳ねたり止まったりすることを計算することなどを意識して試合に臨む。

 前半開始から相手のプレスがほとんどない為、ペガサスがボールキープする時間が続き、右SB甘糟のオーバーラップからのクロスに向が飛び込むが後1歩届かないなど何度かゴール前まで迫る。すると4分、左サイドでボールを奪った若木が素早くゴール前の土田にパスを送るとワントラップから右足でゴール左に滑るピッチを利用したグラウンダーのシュートを決め幸先よく先制する。大量得点を狙える理想的な展開と思われたが、この後すぐにゴールを決めた土田が肉離れを発症してしまい、その後もペガサスがほぼ相手陣内でゲームを進めたものの追加点は奪えず1点リードで前半終了。

 後半もペガサスペースで進むと8分、中盤でパスをつないで左サイドへ展開し、八幡のクロスから小松原が打ったミドルシュートは相手DFにブロックされたものの、これで得た右CKから小松原がファーサイドに送ったボールに向が頭で合わせて待望の追加点が入る。その後もペガサスがゲームを支配しているものの追加点が奪えないでいると16分、ペガサスDFが自陣でサイドチェンジしようとした所、ゴールほぼ正面の水を含んだピッチで止まってしまったボールを相手FWに蹴り込まれ1点差に迫られる。その後は相手陣内でボールキープしつつ追加点を狙うが、そのまま試合終了。

 1,2戦と比較するとレベルの高くない相手に終始ゲームを支配し3連勝することができた。欲を言えばもう1〜2得点し無失点に抑えたかった所だが、濡れたピッチを利用できた所と失点につながるミスをしてしまった所を次に生かして勝点とともに得失点差も積み上げていきたい。


【10月11日】
KSSL第4戦 vs 川崎シニア 1−2 会場:綾瀬スポーツ公園G(人工芝)

【得点(アシスト)】
後半10分 向(PK)
【失点】
前半5分、20分
【メンバー】
FW:向、大隈
MF:小松原、八幡、尾関、甘糟、(永田)
DF:天羽(達)、善木、森田、松田、(羽田、江副)
GK:沖山

 相手の川崎シニアは昨季8位でペガサスは3-1で勝利しているが、2点はPKによるものでこれまでの戦績はほぼ五分五分。中盤から厳しくプレスをかけ奪ったボールからトップ下の技術と得点力のある10番を中心に縦に速い攻撃を仕掛けて来る形が多いので、前線からの守備で自由にパスを出させないようにすること、中盤でボールを失わないようにすることなどを意識して試合に臨む。

 前半序盤は相手の新加入の若手で技術のあるFWの11番や8番のドリブルに手を焼くが、それを凌ぐと徐々にペガサスがペースをつかみ、何度か攻め込む機会を作れるようになる。しかし5分、カウンターから警戒していた10番にハーフライン付近からシュートされるとDFに当たってコースが変わり、前に出ていたGK沖山の左を抜けてゴールに吸い込まれ先制を許してしまう。その後も何度かサイド攻撃やFKでゴール前まで迫るものの決定的な形でのシュートは打てないでいると20分、またしてもカウンターで(ペガサスの)左サイドから10番にカットインからのシュートを決められ、前半は2点ビハインドで終了。

 後半も相手の11番や8番のドリブルに手を焼くものの複数で囲んでボールを奪い、パスをつないで何度かゴール前まで迫る。すると10分、二次攻撃から左サイドに展開し、オーバーラップした左SBの羽田からのクロスにダイビングヘッドしようとした向が倒されPKを獲得。これを向自身が左に蹴り、一度はGKに止められたものの、こぼれ球を再び自分で蹴り込み1点差とする。その後もサイド攻撃やCK・FKで相手ゴール前まで迫るものの、同点には追い付けず試合終了。

 相手のDFラインが深く中盤でのプレスがあまりなかった為、パスを回すことはできたものの、カウンターからの個人技により失点し、挽回できなかった。しかし内容は悪くなく、パスワークからゴール前まで運ぶ形ができていたのは次につながる。これで1勝3敗(2得点5失点)となったが、まずは星を5分に戻すことを目標に最後まで諦めずに戦っていきたい。


【10月4日】
KSSL第3戦 vs ウィットマスターズ 1−0 会場:大神G(土)
【得点(アシスト)】
後半25分 土田(大隈)
【警告】
甘糟(C6:プレー再開遅延)
【メンバー】
FW:土田、天羽(圭)
MF:小松原、八幡、甘糟、大隈
DF:永田、森田、深澤、松田
GK:沖山

 相手のウィットマスターズは昨季10位でペガサスは11人で戦って0-0で引き分けているが、今季は若手が増えてFWのフィジカルが強い9番を中心に得点力が上がっている。ペガサスは今季も11人での戦いとなった為、守備ではあまり深追いせず、中盤で的を絞ってプレスを掛けてボールを奪い、攻撃ではDFラインの裏を狙うことなどを意識して試合に臨む。

 前半開始早々の3分に前線に飛び出しボールに触れようとした天羽が肉離れを発症し、いきなり10人となってしまう。その後は相手のロングボール主体の攻撃に押し込まれる時間が多く、2回ほど決定機を作られるが、GK沖山の好セーブにより失点は免れる。攻撃では裏へのパスを狙うものの起伏の多いグランドにパスが乱れたりなどしてチャンスは作れないまま前半終了。

 後半も相手のロングボール主体の攻撃に押し込まれる時間が多いものの粘り強い守備で決定機は作らせない。10分過ぎからは徐々にペガサスの中盤でのパスもつながるようになり、攻撃機会も増え、CKや八幡のミドルシュートなどで惜しい場面も作れるようになる。すると25分、中央での八幡のスルーパスを右に流れながら受けた土田がカットインし、ニアサイドに走り込んだ大隈とのワンツーから左足で振りぬいたシュートがゴール右に突き刺さり先制する。その後はいつものように相手陣内で時間を使い、逃げ切りを図る(その過程でオフサイドの笛が鳴った後にシュートした甘糟が遅延行為として警告を受ける)。29分、相手GKからのロングパスに抜け出したFWに1対1の状況からシュートを打たれるが、これも沖山が弾いて試合終了。

 ほとんどの時間を10人で戦いながら粘り強く守って地道に反撃の機会を伺い、終盤の好機をものにしてKSSLでは3戦目にして初勝利することができた。今後も粘り強く戦って着実に勝点を積み上げて行きたい。


【9月27日】
KSSL第2戦 vs 横浜シニア 0−2 会場:寒川G(土)
【失点】
前半9分
後半14分
【メンバー】
FW:向、土田、(大隈)
MF:小松原、八幡、甘糟、広川、(天羽(圭))
DF:永田、善木、羽田、松田
GK:沖山

第1戦と同じく前日の全国シニアとの連戦となったKSSL第2戦の相手は昨季2位の横浜シニア。ペガサスは昨季0-0で引き分けているが終始攻められ続けながら守り切った結果。全員の個人能力が高く、パス回しがうまいので、守備ではあまり前線からチェーシングし過ぎず、コースを限定し要所を絞って対応すること、攻撃では奪ったボールを素早く前線に送り、ショートカウンターを狙うことなどを意識して試合に臨む。

前半序盤からパスを回されるものの、中盤でのプレスからボールを奪うことができ、裏へのパスで何度か攻め込むがシュートまでは打たせてもらえない。すると9分、(ペガサスの)左サイドからのクロスからシュートを打たれGK沖山のセーブで凌ぐものの、続くCKのこぼれ球を蹴り込まれ先制を許してしまう。しかしペガサスも広川のドリブルなどで何度か攻め込むと19分、左サイドでボールを奪った永田からのクロスを中央で競り合った向が倒されFKを得る。このFKを土田が直接狙うが、惜しくも右ポストに当たって外れてしまう。22分にも八幡のスルーパスに土田が抜け出すが、シュートは左に外れ、前半は1点ビハインドで終了。

後半も内容では互角に渡り合い、一進一退の展開が続くが14分、自陣ゴール前で羽田が正当なプレイでボールを奪った際に相手が倒れたのをファウルと判定されFKを与えると、これを(ペガサス側から見て)ゴール左に綺麗に決められ追加点を許してしまう。その後も反撃を試みるものの得点は奪えず、そのまま試合終了。
何度か好機を作りながらも得点を奪えず、逆に何度も優勝を経験して勝ち方を知っている相手にセットプレーから確実に得点を奪われ連敗となってしまった。しかし内容は悪くなく、強豪相手にも互角に渡り合っていたのは次につながる。今後、全国シニアとの連戦は11月に1回あるのみなので、ここから挽回していきたい。


【9月26日】
全国シニアO-40第2戦 vs VERDRERO港北 1−0 会場:YC&AC(人工芝)
【得点(アシスト)】
前半23分 奥田(八幡)
【メンバー】
FW:土谷、向、(奥田、大隈)
MF:川田、八幡、大森、土田、(小松原)
DF:天羽(達)、若木、天羽(圭)、江副、(甘糟)
GK:安藤、(沖山)

相手の港北は昨季24チーム中15位で、Cブロックでは最上位のチーム。事前情報では中盤でのプレスと裏へのパスへの対応にやや難があるようなので、積極的にプレスを掛けてボールを奪い、DFラインの裏を狙うことなどを意識して試合に臨む。

前半、事前情報では把握できていなかった中盤でキープ力のある22番の選手からなかなかボールを奪えず、ゴール前まで迫られる場面もあったが、集中した守備で決定機は作らせず凌ぐと、中盤以降は徐々にペガサスの攻め込む機会が増え、終了間際の23分、右サイドでの甘糟のスローインを土谷がつなぎ、八幡が中へグラウンダーで折り返すと、ファーサイドでフリーになっていた奥田がゴール左に蹴り込み先制し、そのまま1点リードで折り返す。

後半も相手の22番のドリブルに手を焼き、ミドルシュートを打たれる場面もあったが、粘り強く守って失点は許さず、ペガサスも決定機を作るまでは至らなかったものの逃げ切って試合終了。
やや苦戦したものの粘り強く戦って数少ない好機を生かし、上位相手に連勝することができた。次節以降もペガサスの持ち味である粘り強さで着実に勝点を積み上げたい。


【9月13日】
KSSL第1戦 vs 平塚シニアFC 0−1 会場:大神G(土)
【失点】
前半5分
【メンバー】
FW:向、甘糟、(大隈)
MF:小松原、八幡、尾関、天羽(圭)
DF:天羽(達)、草山、永田、松田
GK:沖山

コロナウィルス感染症の影響により9月開幕となり、前日の全国シニアとの連戦となった神奈川県シニアサッカーリーグ(KSSL)開幕戦。全国シニアでは草山も所属する別チームに参加している永田が今季から加入した。
相手の平塚は昨季9位でペガサスは1-0で勝利しているが実力差はほとんどない。よく組織されていてパスを回すこともでき、個人能力の高い選手もいるので、いつも通り守備では前線からコースを限定し要所を絞って対応すること、攻撃では前線でのボールキープから左右へ展開することなどを意識して試合に臨む。

前半序盤は前日の雨の影響でぬかるんだグランドに足を取られたり、ボールが水を含んで重くなってキックが飛ばなかったりなどして思い通りにパスが回せない状況が続く。すると5分、(ペガサスの)左サイドへの縦パスをクリアできず、相手FWにカットインからゴール前まで運ばれるとそのままフリーで鋭いシュートを打たれ先制を許してしまう。その後も相手の早いプレスもあり、攻め込まれる時間が長くなると2回ほど決定機を作られるが、GK沖山の好セーブや相手のシュートミスにも救われ前半は1点ビハインドのまま終了。
後半も相手優勢で進むと5分、ボランチの小松原が肉離れを発症してしまう。交代選手がいなくなり、ますます劣勢になるが、急造CBの草山、永田を中心に粘り強く相手の攻撃をはね返し続け追加点は許さない。しかし攻撃ではなかなかチャンスは作れず、そのまま試合終了。
相手の早い寄せにあまりチャンスを作れないまま、ぬかるんだグランドに慣れないうちに奪われた失点を挽回できず黒星スタートとなってしまった。今後も全国シニアとの両立により人数が少ない中で試合をこなしていく状況が続くことが予想されるが、粘り強く戦って少しでも多くの勝点を得られるようにしたい。


【9月12日】
全国シニアO-40第1戦 vs ブリッツ横浜 1−0 会場:かもめパーク(人工芝)
【得点(アシスト)】
前半24分 川田(森田)
【メンバー】
FW:土谷、土田、(奥田、向)
MF:川田、小松原、八幡、大森、(広川、大隈)
DF:天羽(達)、若木、森田、天羽(圭)、(甘糟、尾関)
GK:沖山

今季からペガサス40が新規加入した全国シニアO-40神奈川リーグはチーム数増加により昨季までの1部2ブロック制を今季から2部制に変更。また、コロナウィルス感染症の影響で9月開幕、2ブロック制(1部ABブロック、2部CDブロック)となった為、ペガサスは2部Cブロックでの参戦となる。
昨季まで監督を務めていた井上が他チームでの活動に専念する為にチームを離脱し、今季から大隈が監督となった。また、神奈川県シニアサッカーリーグ(KSSL)との両立の為に大幅に増員し、天羽(達)、川田、帆刈、浜崎、大森、土田、森田の7人が今季から加入した。

相手のブリッツ横浜は昨季24チーム中17位で、Cブロックでは2番目の順位のチーム。事前情報では技術のあるボランチの4番と攻撃的MFの10番を中心に縦に速い攻撃を仕掛けてくるとのことなので、守備では後ろから指示の声掛けをして中盤から早目にプレスを掛けて前に運ばせないこと、攻撃では相手のDFラインの裏を狙うことなどを意識して試合に臨む。

前半開始から中盤でのプレスが効いてペガサスがボールキープする時間が多く押し気味に試合を進めるものの、直前までの雨の影響により水を含んだピッチで、つなぎのパスが止まったり、縦パスが流れたりするなどしてチャンスを作ることがなかなかできない。ピッチ状態に慣れてきた10分過ぎからはCK、FKからチャンスになりかけるも決定的な形でのシュートは打てない。しかし終了間際の24分、自陣でのFKでCB森田が縦に大きくフィードしたボールを相手DFがうまく処理できずに流れた所に走り込んだ新加入の川田がGKとの1対1の状況にも落ち着いてゴール左に流し込み、いい時間帯に先制する。

後半も前半同様にペガサスのペースで進むが、パス回しが困難なピッチ状態の中、縦パスに抜け出した土谷と土田の動きが重なりシュートできなかったり、右サイドからの大森のクロスに向がボレーシュートを試みるがミートできずGKにキャッチされたりなど何度かチャンスを作ったものの追加点は奪えない。それでもCBの若木、森田、ボランチの川田、小松原、八幡を中心に粘り強い守備で相手にチャンスを作らせずそのまま試合終了。
交代選手が多かったこともあり、最後まで運動量が落ちず、守備では前線から最後尾まで全員が終始集中を切らさず、攻撃では裏を狙う動きでチャンスを作り、最少得点差ながらも勝ち切って幸先の良いスタートを切ることができた。次節はCブロックでは昨季最上位の港北が対戦相手となるが、今節のような集中した守備からの攻撃で勝点を積み上げたい。