54回生 ひと言集
54回生一同
僕達にとっては、湘南といえばサッカー部でした。そしてサッカー部を語る時、“岩さん”無しには何も語れません。岩渕先生は僕達にとって非常に近く、又逆に遠くも感じられる不思議な存在だったと思います。“岩さん”について、こんなコメントがあります。
「試合になると必ず見に来てくれた岩さん。そんな暖かさの反面、厳しい心を持った岩さん。一生湘南サッカーを愛し続けた岩さん。そんな岩さんに乾杯!!」
石井弘之
「湘南ときけばサッカー部を思うが、もはやそのグラウンドに「岩渕先生」の姿を決っして見いだせないことを淋しく思う。」
森田 稔
岩さんは僕達に、そして僕達のサッカーにとって、懐かしい思い出であり、大きな支えでした。
さて、岩さんを含めた湘南サッカーは、僕達にとってどんなものだったのでしょうか。みんなの意見を聞いてみましょう。
「南風‥‥。汗。息苦しさ。照明。インターバル。試合。歓喜。落胆。チームメイト。口喧嘩。友情。3年間は走り抜けていった。」
主将 篠塚 毅
「湘南でのサッカーを通して、仲間と喧嘩したり共に喜んだりした高校3年間は、今振り返ってみると、懐かしく、大変幸せだったと思う。」
副将 中村 昭
「“過去は美化される。”というのは本当だった。敗戦のくやしさも、練習の苦しさも、今となっては、ただ懐かしく思われる。」
藤塚 久雄
「高校に入って中学の時とはまた一枚違ったサッカーができてよかった。思い出の多い、よき3年間だった。」
中村 浩
「僕が高校のサッカー部で学んだことは、『一番大切なことは情熱だ』ということだった。」
鈴木 信行
「湘南サッカー生活で得たさまざまな事は私の誇りである。2年生の時の日大戦などいろいろな思い出が今でも鮮明に目に浮かぶ。」
松崎 正一郎
「湘南サッカー部の仲間のことは、一生忘れられないだろう。一緒に苦しみ、一緒に喜び、そして一緒に燃えた、そんな素晴らしい仲間だから。」
久部 泰史
「夏の灸天下での練習が、今でもつらくなった時の心の支えです。湘南のサッカーに巡り合ったことは、僕自身の人生にとって大きな収穫でした。」
有馬 純男
「いつ終わるか分からないダッシュ。長い長いグラウンド10周。苦しくてつらい練習時間。でもほんの一瞬。まるで閃光のように飛び去った。」
木村 茂樹
「練習は厳しかったが、友達にも恵まれ、毎日が充実していたと思う。これから苦しいことがあっても、あの頃を思い出せば何とか切り抜けられそうな気がする。」
大伴 彰裕
やはり僕達にとって、湘南のサッカーは非常に有意義であり、かけがえのないものであるようです。高校を卒業してはや2年近くの日々がすぎ、みな行っている大学も違います。これからの将来、進む道も違ってくるでしょう。しかし湘南サッカーによって培かわれたチームワークはいつまでたってもなくならないでしょう。そして皆が集まれば、また素晴らしいチームができることを確信しています。最後に自分のコメントを書いて、筆をおきたいと思います。
「試合では、僕の役目はベンチで声援を送ることだった。でも僕には湘南のチームメイトとしての誇りがあった。僕はこの3年間に、サッカーは、少くとも湘南のサッカーは、11人ではできないことを学んだ。」
城 真
尚、森正俊君はカナダ留学の為、栗田洋君は住所不明の為連絡がとれず、コメントを頂けなかったことをおわびいたします。