平成8年度の活動報告

平成8年度シニアチーム監督  山 本  修

 湘南サッカー部OB会報に掲載の活動報告を、そのまま記念誌の寄稿とします。
1.湘南ペガサスシニア
神奈川県四十雀リーグの参加チームも年々増えて30チームになり、平成8年度(‘96)から、1部、2部、3部各10チームの3部制となった。50才以上の湘南OBおよびその友人・知人で構成されている我が湘南ペガサスシニアチームは、参加資格40才以上の四十雀リーグの中では最高年令で常にビリ争いをしていることから当然3部所属であり、平均年令が10年若いチームを相手に今年も苦戦の連続ではあったが、0勝5分4敗の戦績で10チーム中9位の成績はまずまずといえる。

特に40才代前半の若手を揃えた新規加入の岩崎中OBと対戦して無失点に抑えた試合など、5回の引分試合では守備陣の健闘が称賛される。現在のメンバー構成では四十雀リーグの中での対戦は年々苦しくなるばかりで、これからも四十雀リーグを続けるためには50才になった若手メンバーの新規加入が望まれる。

 古河マスターズ大会など50才以上チームとの試合は8戦4勝2分2敗の戦績であり、なるべく同年配同士の試合機会を増やしたいと考えている。五十雀リーグを目標に数年前から50才以上チームの交流試合を提唱し、3年前から6チームが参加してはいるがなかなか軌道に乗らず、今年も公式には1試合実施されただけであった。11月の四十雀リーグ代表者会議で、県協会事務局が来年度から五十雀リーグ発足をアナウンスしているので、ようやく本格的スタートとなりそうで期待している。

2.60才以上の刈谷スーパーエイジ大会
参加資格60才以上の第3回刈谷スーパーエイジ大会には、60〜64才の湘南ペガサスシニアのメンバーと
65才以上の湘南OBとの混成チームで今年も参加した。
第1戦には初参加の韓国釜山チームと対戦し、噂に聞いていた通りの強豪で0−5の完敗であったが、翌日の
茨城とは引き分け、最終戦浜松との試合には勝って、総合成績は1勝1分1敗の五分で終わった。

3.付属・浦和・湘南の3高校OB交流会
旧制中学選抜蹴球大会(名門中)に替わって、付属、浦和、湘南の3高校のOBで60才以上/50才以上
の各2チーム参加の交流試合が企画され、FUSサッカー交流会の名称で、第1回が11月23日に開催された。好天と芝生の良いグランドに恵まれ、戦績は60才2勝、50才1勝1分、合計3勝1分の快勝で、この好成績は上記のように湘南ペガサスシニアの四十雀リーグ加盟や60才以上の刈谷大会参加により継続的にサッカーに親しんでいることの効果が現れたものと考えられる。また、早川純生(18回)、早川次郎(20回)、小林忠生(23回)の早川3兄弟が揃って出場し、対浦和戦でそれぞれ得点を挙げられたのは特筆に値する活躍であった。

 60才以上が19人も参加したのに対し、50才代は8人しか集まらず、60才以上から4人が50才代試合にも重複出場した。参加資格が湘南OBに限定されていることによる人数不足で、湘南ペガサスシニアチームがOBだけに限定しては成立しないことをあらためて痛感した次第である。
来年以降もグランド確保可能なら春秋年2回の開催が目標とされており、来年度は湘南OBの新しいメンバーが参加されることを期待している。

                   (昭和27年 湘南高卒)

平成8年度ペガサスシニア試合結果(県40および50リーグを除く)
(1)神奈川県四十雀3部リーグ
          9戦 0勝5分4敗  10チーム中9位   
        詳細は資料として収載 
(2)第6回古河マスターズ大会50才以上の部  4戦 1勝1分2敗
6月1日  湘南 1−0 東京五十雀
              湘南 1−2 平成四十雀(栃木)
6月2日  湘南 0−2 ヴェールソレ十和田
              湘南 1−1 川口四十雀
(3)県スポレク五十雀
10月27日  湘南 1−1 神奈川五十雀
(4)第3回刈谷スーパーエイジ大会  3戦 1勝1分1敗
10月5日  湘南OB 0−5 韓国釜山
10月6日  湘南OB 1−1 茨城四十雀
              湘南OB 2−0 浜松快童クラブ       
(5)第1回FUSサッカー交流会  4戦 3勝1分0敗
11月23日  湘南50 0−0 付属50
              湘南50 4−2 浦和50
              湘南60 1−0 付属60
              湘南60 5−1 浦和60           (以上)