追  悼

佐伯修三さんを偲んで

シニアチーム  佐 野  碩

佐伯さんは、平成13年の郡市リーグ戦(50才以上)に秋まで活躍し、納会には「不整脈の検査を続けている間は休みますが、試合の観戦や会合には参加します」と何時ものように元気に歓談していました。
然し、翌年の平成14年1月18日に自宅近くでテニス中に倒れ、直ぐに入院治療に専念されましたが、ご家族はじめ、多くの方々の願い、再起の祈りも叶わず3月30日に永眠されました。

還暦を迎え人生はこれから、そして湘南ペガサスシニア−50才チームの助っ人に加え60才チームの強力メンバーとして大いに期待されていたのに残念でなりません。

佐伯さんは中学時代(栄光学園)から始めたサッカーを人生の友とし、その強靭な身体は「鉄人」とも言われていました。
ペガサスに参加した平成3年以降、同世代の井上会長と共に守りの要に徹し、大胆な接触プレーで起り勝ちな感情的場面で、彼は、いつも冷静に対応し、模範的なフェア−プレーヤーでもありましたので、チームの逸材を失った思いです。
ご家族のお話では、サッカーの試合があるときは、いつも「上機嫌で」出掛けていたと伺いました。
また、ご葬儀にはペガサスのユニホーム姿で旅立たれました。先年他界された故大内代表も同じユニホーム姿でお別れしたことを思い起こし、湘南ペガサスを終の仲間として、こよなくサッカーを愛していたことに感銘を受けました。天国では、大内さんとペガサスの試合を見ながら語り合っていることと思います。

佐伯さんを見送って一年が経ちました。謹んでご冥福をお祈り致します。

(昭和28年 栄光学園高卒)